プロフィール

服飾の専門学校を卒業後、ホテルでブライダルプランナーとして約3年間勤務していました。
ご結婚されるおふたりの想いをカタチにするこの仕事は、本当にやりがいがありました。

式当日までに、お客様にお伝えしたい大切なことは山ほどあります。
わかりやすく丁寧に説明するため、先輩の接客をこっそり聞いて学んだ日々も、今では大切な思い出です。

結婚式は、新郎新婦様だけでなく、ご家族やご友人、そして関わるすべてのスタッフの協力によって創られる“チームの結晶”。
厨房、サービス、美容…たくさんのプロの力を一つにまとめるのが、プランナーの役割でした。
ミスがないよう、何度も確認を重ねた日々。

その先に見えた、新郎新婦様やゲストの笑顔は、今でも忘れられません。

この頃から、ブライダルフェアのご案内ハガキや、プランのチラシ制作なども担当。

「伝える」ことの面白さに触れたのは、この経験がきっかけでした。

その後、調剤薬局の事務職に転職。

就職難の時代でしたが、前職で作っていたチラシが薬局長の目に留まり、採用いただけたと聞いています。

約15年にわたり、4店舗を経験。
新店舗の立ち上げも2度行いました。

主な業務は処方せんの受付や書類作成に加え、一般医薬品や化粧品の販売にも力を入れており、患者層に合わせたPOPや陳列の工夫で、売上を倍に伸ばした実績もあります。

けれど、子どもの小学校入学を機に、働き方を見直すことにしました。

「仕事も子育ても、どちらも大切にしたい」
――そう考え、フリーランスとしての働き方を模索し始めました。

Web制作や画像編集を学んでいたコミュニティ内で「動画編集者を目指すグループ」が立ち上がり、軽い気持ちで参加しました。

気づけば、動画編集の世界に夢中になっていました。

特に好きな工程は、カット作業です。

始めたばかりの頃は“テンポよく”を意識するあまり、カットしすぎて「佐藤さん、切りすぎです（笑）」と言われたこともあります。

その時、ある方の言葉が心に残りました。

「動画編集は、想いやりです。」

本当に、その通りだと思います。

自分の感覚だけで編集するのではなく、

＊誰に届けたいのか

＊どんな想いを伝えたいのか

＊見る人に、どんな気持ちになってほしいのか

相手の立場になって考え、丁寧に編集することを大切にしています。

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ブライダルも、薬局も、動画編集も――
どの仕事にも共通しているのは、

「相手の気持ちに寄り添う」こと。

その想いを大切に、今日も1本1本の動画に向き合っています。

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